2013年12月27日金曜日

カレンダー「新潟原風景」「にいがた萬代橋」

今年もカレンダーを各地に送りました。県外では、鹿児島・広島・香川・高知・島根・愛知・静岡・東京・埼玉・千葉・富山・北海道など。写真の内容を見なくても、毎年注文していただいている方々には本当に感謝です。もっといいものを作りなさいと励まされているようです。今日は12月28日、あれよという間に今年もあと3日となった。カレンダーは1年という区切りを感じるのに格好のツールで、作っている本人が期せずして、くぎりや節目を考えて行動するようになって来たような気がする。冬が好きな私の1年は1月から始まる。1月より始まるカレンダー通りに冬の撮影をはじめ、真っ白なキャンパス?に絵を描くように、新たな1年とカレンダーを作っていきたいと思う。

2013年12月26日木曜日

高速道路の事故が増えている

高速道路の事故が増えているという。それに伴って、死者も増えている。その中で停止車への衝突事故が4割。その理由は高速道路への慣れが8割の分析。ドライバー慣れによる漫然運転や身体能力が低下している高齢ドライバーの増加など。月別では死亡者数が最も多いのが12月。理由は普段と道路状況が違うこと。同乗者が多かったり普段とは違う同乗者がいるため注意が散漫に。あるいは同乗者が多いため車の重量が違い、ブレーキングに影響が。あわせて高速道路で人がはねられる事故がこの数年多くなっているという。車が故障した時の速やかな待避処置行動が必要と今朝のNHKのニュース。

最近高速を走っていて気になるのは、走行車線を延々走り続ける車の多さ。追い越しをかけているのに、走行車線に戻る前に後方から猛スピードで接近し車間を詰め、プレッシャーを与える車。強引な割り込みをかける車など。そういう車のドライバーは、運転に自信を持っているのかもしれないが、問題はそういった自己中心的な運転によって事故を誘発してしまう可能性があるのではないかということだ。

前を走っている車が挙動不審の場合はほとんど携帯電話で話ながらの運転だったりすることも多いから、一般道、高速道を問わず、携帯が原因となる事故も多くなっているのではないかと思う。

2013年12月25日水曜日

新潟市景観審議会「屋外広告物活用地区」

本日は新潟市役所本館6階で景観審議会、午後1時半から約1時間で修了。某地区の屋外広告物活用地区の答申にむけての承認が議題だ。この地区は商業地域としてまとまりのある地域なので、積極的に広告物を活用してゆこうと協定を策定した。いい意味で地域に魅力的な価値を生み出すこのような動きが、商業地区だけではなく、多くの地域に広がるといいのではないかと思う。特に地盤沈下著しい古町地区は、良好な景観と地域作りに取り組む必要がある。

新潟では初となる広告物活用地区。いい意味で新潟を引っ張っていくきっかけになるといいなと思う。今までは規制に沿った形でしか開発が行われなかったが、積極的に魅力作りをしていく地域が出てきたことは好ましいことだ。地区協定はまち作りをする上では欠かせない合意形成のシステムだ。それは縛るための仕組みではなく、いい町を作るための仕組みだ。住民自らが、学びながら作り改良していってこそ、地域に価値が生まれる元となる。

2013年12月12日木曜日

手書きとPC

手書きでメモやノートをとることが多い人と、パソコンに打ち込む事が多い人とでは、その情報を活用したり、情報やアイデアを活用した目標達成能力や集中力が違うという研究結果が。言うまでもなく、PCを使って処理している人の能力の方が明らかに劣っているという・・・

自分の経験でも、確かにパソコンで打っただけでは頭に入りにくく、すぐ忘れてしまう事が多いような気がする。情報はパソコンに打っただけでは活用できないので、結局頭にどれだけインプットされているか、インプットされた情報が使える状態になっているかが大切だと思うので、手書きで(頭に)入力し、パソコンは情報整理とか、多くの人に正確な情報をタイムリーに送たり、情報共有する手段という風に割り切って使い分けた方がいいかもしれない。

パソコンで打つのがくせになると、ますます字を書くのがおっくうになり、パソコンだけに頼ろうとするようになる。年賀状のシーズンということもあるし、手書きの習慣を取り戻さなければと思うこの頃である。

2013年12月10日火曜日

写真の指導

私は写真の講師や審査は決して多い方ではないが、それでも年に1回か2回はコンテストなどの審査員をしている。

講師としてはデジタル専門のクラブをしばらくの間、隔月でまかされているが、会員数が多いと、一人あたり、あるいは一点あたりの写真に時間がかけられない。事実、一人平均7〜10点で参加者が10人いると70点〜100点にもなるわけだ。審査会ではないので、できればもっと絞って評価し、撮影者と共に考えながら評価したいところだ。極端な話し一人一点でもいいのかもしれない。一つ一つじっくりと写真に向き合い、撮影者と対話しながら考えてゆくことが、遠回りだけれどいい写真につながるのではないかと思う。

写真を提出してもらう時の心構えとしては、自分にとって何故この写真でなければいけないのか、自分がこの写真を撮影する意味があるのか、という問いかけをする必要があるのではないかと思う。

写真は自動的に撮れるものではない。自我をもった人間が撮る。自己を確認する作業が、撮影という行為の中に含まれていないと写真は撮れないのではないかと思う。難しいようだけれど、繰り返し撮影をしているうちに心の内に何かが芽生えてくる。その芽生えてきた何かを、次の撮影の時に検証するという繰り返しのなかに自分にとっての写真との関係が見えてくる。正解はない。程度の問題でもない。その人と写真との蜜月の内にしかない何か、が大事なのだ。

2013年12月8日日曜日

カレンダー「にいがた萬代橋」「新潟原風景」の販売店

「にいがた萬代橋」と「新潟原風景」のカレンダー販売店

紀伊国屋書店新潟店(LavLa万代)
文信堂CoCoLo万代店(新潟駅)
ジュンク堂書店新潟店(新潟駅)
横場精良堂(古町)
英進堂書店(秋葉区)
萬松堂(古町)
知遊堂赤道店
知遊堂亀貝店
アークオアシスデザイン新潟店
コメリ書房NEXT21店
戸田書店新潟南店
くまざわ書店デッキイ店
りゅーとぴあ
みなとぴあ
佐藤エハガキ店
ホテルオークラ新潟 
NPO法人ボランティア亀田
時の旅人館
小澤邸住宅
齋藤家夏の別邸
みゆき屋(南区)
長谷川屋(西蒲区)



「新潟原風景」のみの販売店
コメリ書房 加茂店 
コメリ書房 三条店
コメリ書房 北長岡店
コメリ書房 分水店
コメリ書房 柏崎店
コメリ書房 新発田店


「にいがた萬代橋」のみの販売店
新潟空港エアリウムプラザ(新潟空港1階)
新潟伊勢丹(4階リビングコーナー)


カレンダープレゼント「にいがた萬代橋」「新潟原風景」

昨日の新潟日報朝刊にカレンダープレゼントの記事を掲載してもらう。

朝7時頃より、さっそく応募のファクスとメールが届き始め、丸24時間経過した本日12月9日の朝で150通となった。今回は「新潟原風景」を10部「にいがた萬代橋」を20部のプレゼント。決して多くはないが、それぞれ290円と80円の送料がかかるので、なにかいい方法があればもっと多くの方々にお届けしたいが、送料負担などの金銭授受をともなう方法はとりにくい。もっとカレンダー販売が多くなればプレゼントに回せる数も増やせるので、カレンダーの内容の充実に努めることにしたい。

2013年12月3日火曜日

万代長嶺小学校の写真授業

4年生の総合学習「萬代橋をまなぶ」第3回目の写真授業を去る11月30日(土)9時から10時まで行ってきた。この日は授業参観日。父兄が見守る中、4年生50人の写真を順次モニターに映し、一人一人写真について発表。私がそれについてコメントを加えるという内容で、一時間子ども達とおつきあいした。
(写真は塩田美幸さん提供)






子供達の写真は、同じ日に撮影したせいで、同じような写真もありましたが、画面を傾けダイナミックな構図をとったり、萬代橋以外の要素を取り入れて表現したり、ビニール傘をフィルター代わりにして工夫した写真などそれぞれに見応えのある写真が多く、楽しく写真を撮影している様子が見えました。萬代橋を初めて撮ったという子どもがほとんどで、子ども達にとってはそれなりに発見があったのではないかということが、発表の内容から窺うことが出来ました。

物事の学びはじめというのは新鮮な発見があるのではないかと思いますが、普段のお勉強と少し違って、学びにおいて、写真の楽しさから入るというのは、他の勉強でも活用できるのではないかと思いました。子どもにとっての萬代橋や萬代橋授業が、これから成長してゆく上で大事な経験になることを願っています。


今日は「カレンダーの日」

今日12月3日はカレンダーの日、しかも私の誕生日!カレンダーを発行している私が今日誕生日だというのも本当に偶然です。あの篠山紀信さんも同じ生まれでした。

カレンダーの日

全国団扇扇子カレンダー協議会が1987(昭和62)年に制定。
明治5年12月3日(旧暦)が太陽暦の採用によって明治6(1873)年1月1日となった。


妻の日

凸版印刷が1995(平成7)年に制定。
感謝を表す「サン(3)クス」(Thanks)の語呂合せ。
1年の最後の月である12月に、1年間の労をねぎらい妻に感謝する日。

プレママの日

日本トイザらスが制定。
「いい(1)にん(2)ぷさん(3)」(いい妊婦さん)の語呂合せと、ベビー用品専門店「ベビーザらス」1号店が開店した日であることから。


12月3日が誕生日の人は・・・
    誕生:黒田長政(武将 1568) 片山潜(社会運動家 1859) 永井荷風(作家1879) 
       東久邇稔彦(政治家 1887) 池田勇人(政治家1899) 金大中(1925) 
       篠山紀信(写真家1940) イルカ(歌手1950) 長州力(1951) 
       今いくよ(漫才師1952) 佐藤和弘(元野球選手・タレント1964) 
       高岡早紀(女優 1972)など
       
    その他に、香川県が愛媛県から分離独立し、現在の都道府県がすべて確定(1888)したということなので、香川県の誕生日だといえる。

石破発言の本質

石破茂幹事長のテロ発言で特定秘密保護法案の本質が明らかになってきた。採決を急ぐのは、日本の国民にとってマイナスとなる本質的な問題点が次々と明らかになる前に決めてしまおうという政府自民党の姿勢が現れているのではないか。政府の秘密保護の方針に反発する行為はテロ行為に当たるというのは、この法案が決まったら当たり前に使われるのではないかと思う。つまり国民を黙らせるには「テロ行為だ」と指摘すればいいからだ。
情報を多く持つのは一つの力だ。国や行政が国民に対して秘密の情報を持つということは力の中でも取り扱い注意の権力だ。こんな恐ろしい法案を通してはいけない。

2013年11月30日土曜日

蛇と富士山

起きがけに夢を見た。ひとつながりの夢はほとんど脈絡もなく場面が転回してゆき、それぞれ感情でも反応して退屈させることがない。寝ているのに感情があるというのは、夢を見ている時には当たり前のようだが、考えてみると不思議だ。起きてみると、その時の感情が蘇ってくる。普通だとほとんど思い出せないのだが、今日は余裕があるせいか、布団の中で思い出し、映像の詳細を思い出していた。

今日の夢で覚えている部分は富士山と蛇の夢。登山が好きなので富士山はわかるが、たまに見る蛇の夢は不可解だ。確かに子どもの頃、たまに蛇を捕まえて遊んだ記憶が夢に出てくるのか・・・少し不気味な内容だったので、蛇を虐待した子どもの頃の記憶が、影を落としているのかもしれない

私の夢は、ほぼフルカラーだ。写真の仕事をしていて、いつも色彩のことを気にしているからだと思うが、その色彩がとても微妙な色合いで、写真に再現できたらいいなと思うが、それが敵わぬから、ああきれいだと思うような微妙な中間色の被写体?が夢に出てくるのだろうか。


高松市の大島の神社にて


脈絡のなさは夢ばかりではなく、起きていてもあれこれ脈絡のないことをを考えていることが多い。夢もうつつも対して変わらないのかもしれない。起きているときは痛いとか寒いとかということを直接的に感じるが、夢の時にはそういった皮膚感覚はほとんどないような気がする。でも起きている時も夢のような感覚になることがあり、夢とうつつの絶対的な違いということがなんなのかということについてよく考える。

写真は実体ではあるが、実体としての写真にはそれほど深い意味があるわけではなく、写っているものが個人の思い出や感覚に訴えてきて、イメージを喚起する。見る上では痛いも寒いもない。その点において夢に近いとも言える。



2013年11月27日水曜日

北川フラムさんの「アートの地殻変動」出版 (発行:美術出版社)

 北川フラム著「アートの地殻変動」

美術出版社発行の北川フラム氏の対談集が発刊された。

序文で北川氏は、
「自分が社会とかかわれる場所はどこかといえば、働いている場所、仕事で関係している場所、もしくは住んでいる場所だろう。リアリティを持ってかかわれる場所にしか実態はない。だから具体的な土地にかかわる以外の運動や連帯はできないのが僕の基本だ・・・・・」と述べている。

「大地の芸術祭2000」以来、妻有地域の野外や空き家などを使ってのアートプロジェクトを開催。昨年の「大地の芸術祭2012」まで5回にわたって、アートを媒介にして地域の活性化に取り組んでこられた北川氏の行動の原点、そしてその間に学んでこられた事を知るのには欠かせない一冊ではないかと思う。それまでのアートに関しての一般的な価値観からの変更を迫られるのは、25人の様々なジャンルの表現者たちが地域や社会との関わりを通してどう表現し、いかに表現者本人が変わっていったか、というリアルな体験をもとにしているからだと思う。

地域に対して、いいも悪いも含め、自分がかかわれる実態に対してしか地に足がついた活動や表現をすることが出来ないという考え方は、都市化・バーチャル化が進んだ時代に対する文明批評でもある。

私自身も北川氏がディレクターをされたいくつかの芸術祭に関わらせていただき、ほとんど旅人の視点ではあったが、「地域」に作家がどんな風に関わり、「作品」を作っていくかということを皮膚で感じることが出来たような気がする。

表紙の写真は昨年の「大地の芸術祭2012」の会期中に中村撮影(松代農舞台のカバコフの作品を背景として)



2013年11月26日火曜日

カレンダー「にいがた萬代橋」本日から伊勢丹新潟店で販売

カレンダー「にいがた萬代橋」を本日から伊勢丹新潟店のリビングコーナーで販売します。伊勢丹は萬代橋に近く、カレンダーを制作し始めた時から置いていただきたかったお店です。ようやく販売していただけることになりましたが、広域からいらっしゃるお客様に萬代橋の魅力をお伝えするツールになれば幸いです。


2013年11月15日金曜日

読売新聞社YPC選評とレクチャー(2013年11月9日)

先日(11月9日)、初めて読売新聞・YPCの新聞掲載用の審査と講評、その後の写真講師を依頼されて読売新聞社新潟支局で半日おつきあいさせていただいた。

約60人の会員の半数強が参加するなかでの公開審査だ。講師の方々のマンネリ化が指摘され、たまに違う人に任せてみようと言うことで、他のコンテストの関係者お一人の推薦で私に声がかかった。

作品はイベント系が多い傾向は他でも同じだが、身の回りなどの日常の生活の一コマを撮影した作品に好感を持てるものが多かった。上位作品は結局イベント時の作品が多くなってしまったが、イベントそのものではなく、人間の表情や内面などを捉えた作品となっていたのではないかと思う。

日常を表現するのは、物を見る力や日頃の問題意識などが問われるわけだが、沢山の作品が集まってくる中で、我々が見たいのは作者の事情の中でのオリジナルな見方を見たいわけで、けっして、旅写真やイベントの盛り上がり写真をみたいのではない。卑近な素材でいいので勇気を持って自分を表現できる素材にチャレンジしてもらいたいと考えている。
写真が楽しいという段階を過ぎて、カメラが自分の内面を映す鏡のような道具になり果てるのがいいのではないかと思う。

最後の写真講習では、技術的なことはさておいて、阪神大震災・中越地震・中越沖地震などで撮影した写真をお見せしながら、「伝える」ということに絞ってお話しさせていただいた。記録し伝えるということが、写真の最も大切な機能の一つであるわけだが、災害の現場にて、被災者が他の人に対してのメッセージを、どう行ったかということ等をお話しした。このテーマは大事なテーマなので、今後も資料を作り、取り組んでいきたいと思う。


2013年11月14日木曜日

新潟のカレンダー

2014年版のカレンダー「新潟原風景」と「にいがた萬代橋」を発行してからもうすぐ一ヶ月。ようやく市内の主な書店に配布が修了。先日は「新潟市サポーターズクラブ」にも送付。昨日は新潟駅付近の大手書店から追加の発注があった。今年のカレンダーは文字を大きくし遠目でも見やすいサイズに。萬代橋は最後のページに写真解説ページをいれた。今まで同じようなデザインで来たが、少しづつ変えてゆくようにしたい。

もともとこのカレンダーはどちらも新潟の原風景を大切にしてもらいたいという気持を込めて作成し始めた。制作費にお金がかかるので、それを回収させていただくということと、より多くの方々にメッセージをお伝えする手段として販売店にご協力いただいている。

カレンダーに関わっていて、しばらく風景の撮影がおろそかになっていたので、早い冬の時雨模様の合間に紅葉の撮影もしたい。山の紅葉のシーズンも終わり、そろそろ新潟市内の紅葉が見頃を迎え始めるころだ。

冬は暗く気持ちが滅入る季節だが、今頃は低い太陽が時雨を照らし虹がよく現れる。来春への希望を胸に冬ごもりする、新潟の最も幸せな時期かもしれない。しかしながら、いろんな人に聞いてみると、暗い冬が好きだという人がかなり多い。写真で言うとグレートーンが美しく、ローキー調で漆黒から浮かんできたような鈍い色調を好む傾向がある。これは日本海側の雪国にすむ人の共通する美意識に通じているのかもしれない。


2013年11月4日月曜日

万代長嶺小学校の萬代橋授業

10月23日
午後一番の授業、四年生2クラス51名に萬代橋の授業。今回は3回にわたり子ども達と萬代橋をテーマにした授業を楽しむことに。
一回目は萬代橋の絵を描かせ、少しレクチャー、そして最後は私の萬代橋の写真をプロジェクター投影。

二回目は実際に班ごとにカメラをもち、萬代橋の撮影。
最後の三回目の授業は父兄参観。それぞれが撮影した写真を見せながら、それぞれのコメントを発表。

2013年11月3日日曜日

2014年版カレンダー「新潟原風景」「にいがた萬代橋」発売中!

 今年も残すところあと2ヶ月となりました。今日は冷たい雨が降っています。2階のリビングの天窓に当たる雨が冷たい硬質な音を立てています。新潟のこれからの天候は時々冬型になり、気温も下がって時雨模様となってきます。
 今年も少し遅くなりましたが、カレンダー2種が完成。新潟市内の主な書店で販売しております。新潟をモチーフにしたカレンダーで、販売もしているものは他には無いようなので、貴重な存在だと考えております。カレンダー制作には時間とお金がかかるので、おいそれとは作れないようです。内容は、萬代橋風景のものと新潟県内の風景の2種。どちらも新潟に住む人にとっては大切な原風景です。新潟の写真を撮り続けて30年ほど経ちますが、自分を育ててくれた原風景に感謝の気持ちを込めて毎年作成しております。地域の開発のあり方や、東日本大震災など、様々な場面で地域の風景や景観をより美しく育てて行く必要性を感じる日々です。
530mm×373mm/ 表紙を含め13枚の写真を使用

A4サイズ(開いてA3)/ 表紙を含め13枚の写真を使用

2013年6月19日水曜日

新潟のフォトライブラリー

ホームページを更新しました。
新潟の風景のフォトライブラリーとしてのサイトを充実させるべく、今後少しずつ手直ししてゆきたいと思います。

一般のフォトライブラリーにはないような、ご使用いただく方にも、見る方々にも満足していただけるようなライブラリーに育ててゆきたいと思っております。

今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

新潟の風景フォトライブラリー   http://www.jphoto.jp

2013年3月29日金曜日

グーグルのパノラミオ

3月28日にパノラミオのチューリップの写真の閲覧が30万回に。

http://www.panoramio.com/photo/405822/stats

第54回新潟広告協会 広告賞表彰式

3月28日、平成24年度新潟広告賞の表彰式が東映ホテルにて行われました。私も、審査員の一人として出席。賞を受ける方々を中心に百名前後の参加者がありました。審査委員長の原先生から受賞理由等のコメントを頂いた後、賞状・副賞の授与式が行われ、その後隣のホールで昨年より増えた入賞者の方々を交えレセプションが開かれました。

2013年3月21日木曜日

瀬戸内国際芸術祭公式ガイドブック発売中



2010年の芸術祭の時に私が撮影した写真が多く使われています。特に表紙をはじめとして楽しみながら撮影した風景が売りではあります。2010年の記録集にはもう少し多くの風景が使われており、資料としての価値もありますので、そちらもおすすめですが・・・

その芸術祭も昨日3月20日に開幕しました。

2013年3月14日木曜日

第20回新潟市景観審議会

本日10時から12時15分くらいまで新潟市役所第一分館にて景観審開催。内容は景観行政20年を迎えての総括ということで、都市計画課の報告と意見交換が行われた。議事の2番目の信濃川沿い及び萬代橋周辺のきめ細やかなルールについてということで、今までなかなか踏み込めなかった内容での景観を生かしたまち作りの方針が示され、大きな進展につながりそうだと感じさせてくれる内容になっていた。しかし、どう運用するかは市民の参加意識次第だろう。行政として、どうやったら市民に問題意識を共有してもらうようにすることができるかと言うことが、血の通ったまち作りになるかどうかの分かれ目になるということだろう。

ルール作りの方針として
①キーワードによるエリア分けときめ細やかなルール
②弥彦山・角田山の眺望を守る仕掛け
③市民・地域住民との合意形成

・・・ということで、ようやく条例や法律などハードな仕掛けによる規制からソフトな仕掛けで導いてゆくための取り組みが始まるのではないかという期待を抱かせてくれる内容になっていた。

この取り組みを見届けるまでは、やめられないと大熊先生。おそらく今回の審議委員の任期中には大きな動きがあるのではないかとの思いを強くした。

2013年3月13日水曜日

「本田清の世界展」打ち合わせ

4月13日から始まる白鳥の写真家&研究家本田清さんの展覧会と講演会の第2回目の実行委員会打ち合わせに参加。私の分担は印刷物関連のデザイン等です。打ち合わせ会場は展覧会を開催する場所の江南区文化会館。参加メンバーは本田さんや新潟市の担当者をあわせ6名。打ち合わせは約1時間で修了。

2013年3月4日月曜日

越後妻有2013冬に参加

今年は撮影もしながら、雪のギャラリーロードに新潟ユニットとして初参加。3月2日・3日の二日間、農舞台近くの雪の棚田で作品展示をしてきた。作品は農業用資材を使ったインスタレーションです。場所がたんぼなので、手軽に安い金額で購入できる素材を使い、誰にでも出来る簡単なインスタレーションです。今回は自在にしなる柔軟な竹のような材料で大地の水分を吸い上げてたくましくのびる花や植物を表現しました。春先の雪国の喜びを表現してみました。風が吹くと雄しべに見立てたポールがゆったりと揺れるように制作してみました。

2013年2月20日水曜日

FMポートの収録(遠藤真理さん)

以前、ウォン・ウィンツァンの演奏会を開いた時に、出演していただいたことがあり、その時以来かと思ったら、そういえば、阿部聡さんがパーソナリティーをやっている時に、二日にわたって出演あわせて2時間近く話したことがあった。それ以来だから、4年前くらいか?

今日は写真の話しを遠藤真理さんのインタビューで。放送は3月24日。帰りに朝日酒造の純米酒をいただき11時半くらいにコズミックビルを出た。

NPO法人難民支援協会が国際交流基金地球市民賞を受賞

NPO法人難民支援協会が国際交流基金地球市民賞を受賞。

支援協会の中村義幸代表理事は
「日本を頼ってくる難民は年々増えている。日本で難民申請をした後、国の結論が出るまで2〜3年かかり、その間にサポートがなければ生きていくことすら難しい」と述べています。(本日の新潟日報朝刊に記事)




昨日、堀之内に行ったらたまたま従兄弟がいました。東京支局の記者が取材に来た件は明日19日の新潟日報朝刊に載る予定だと!

24日の演奏会&写真展の案内をしたらに3人来ていただけることに。


本日インタビュー出演・収録のためにFMポートに行ったら、遠藤真理アナウンサーが新聞記事で拾った支援協会の話題をラジオで話したそうで、私と話しをしていてびっくりしていました。
http://www.refugee.or.jp/



毎日新聞国際賞では新潟在住と新潟出身の二組が仲良く受賞した。
2009年10月10日)
http://www.mainichi.co.jp/event/aw/kokusai/21/000497.html 

2013年2月14日木曜日

ホスピスのワークショップで新潟のポストカードが


 関東にあるホスピスの国際ワークショップで私のポストカード数十種類が使用されました。日野原重明さんが理事長を務めていらっしゃるホスピスの方がご担当で、その方からのご依頼でした。


内容は「バーンアウトを防ぐ」というテーマでセッションが持たれ、その中で各自が自分のイメージにあう写真カードを選び、自分宛のメッセージを書き、封筒に入れ、宛先に自分の住所氏名を書いたものを事務局が1ヶ月後に各自に当てて改めて郵送する、というワークショップ内容です。「忙しく時間に追われている医療者にとって講師の方が進めたナラティブなワークショップは癒しの時間となったのではないか」という担当者のお話でした。 





2013年2月6日水曜日

第54回新潟広告賞審査会

2013年2月2日 新潟広告賞の審査会が新潟市内のテレビ局にて開催されました。

審査員は
原龍一郎氏・山本敦氏・本望典子氏・小田敏三氏・それに私を含めた5名。
出品点数は200点余り、テレビ・ラジオ・ウエブ・グラフィック・新聞広告それにCDの6部門で、9時半より3時半過ぎまでテレビ局の会議室等で審査を行いました。

今回の出品数は景気が上向かない中でも昨年よりもかなり出品数が増えました。
審査会の様子

2013年1月29日火曜日

アンサンブル・オビリー演奏会と中村脩写真展

久しぶりに演奏会を開催します。プラス私の写真展を演奏会にあわせて1日だけ展示します。
 日程は2013年2月24日(日)の14時開演、場所は長岡市川口地区のえちご川口「杜のかたらい」。広い窓からの越後三山の眺望が素晴らしい立派なホールです。

演奏するのはアンサンブル・オビリー。メンバーはチェロの片野大輔・バイオリンの佐々木將公・同じくバイオリンの安部智子・ビオラの加野晶子・コントラバスの星野勝彦・ピアノの今井慶子です。新潟県内を中心に演奏活動を行っているプロの音楽集団です。



2013年1月15日火曜日

2013/01/15の新聞

一面
省エネ耐震住宅 減税拡充  現金購入・リフォーム時
緊急地震速報 速度アップ 1〜8秒地下・海底の地震計活用
大雪、けが160人超 交通機関に乱れ
三面
「神戸方式」大槌の試み 早さと反発せめぎ合い
首相、拉致解決に3条件 即帰国・真相究明・実行犯移送
周体制前言論引き締め 新華社から天下り南方週末に圧力
十一面
オピニョン インタビュー ルックイーストはいま 教訓は日本の過ち自らの価値を捨て欧米に迎合した(マレーシア元首相マハティール・ビン・モハマドさん)中国は脅威でない東洋のことは東洋で問題解決すべきだ。
三十五面
日本写真 英で存在感 森山大道、クラインと二人展 「ほぼ抽象画」強烈な個性
三十六面
五輪PR「復興」で苦慮

2013年1月13日日曜日

2013/01/13の新聞から

一面
限界日本特集 夜をさまようマクド難民 派遣の職も失う若者

10都府県 新エネ計画 震災後策定 国任せから脱却

北朝鮮へ渡航制限拡大 

津波、水門閉鎖より避難 国交省方針 消防団員向け改訂へ

二面
限界日本  第二部雇用と成長 大阪から 一杯100円で朝までずっと  政府に期待なんか無い  非正規急増対策半ば

三面
拉致対策 体制を強化 安倍政権独自制裁、「姿勢」示す
公務員給与削減地方にも要請へ→森民夫全国市長会会長、地方の給与は地方で決めると反発

四面
沖縄政策まずは振興 政府、関係修復へ予算満額方針
地方行脚を開始 民主幹部 党勢立て直しへ

十面
ザ・コラム  ああドラゴン桜 東大脳の限界を知りました。

2013年1月9日水曜日

今日の新聞から2013/01/09

一面 
経済対策で防衛装備  経済対策として疑問も出るが、安倍政権による防衛予算の拡大方針のもと財務相は満額を認める見通し。補正予算総額は2124億円

大学先端研究に国出資1200億円 事業利益出れば回収

若者の職業訓練企業に月15万円失業対策、最長2年。目玉は、失業中や非正社員の経験しかない若者を雇う企業への支援。こうした若者を非正規で雇った上で、プログラムを作って訓練すれば、月15万円を最長に年間支給。さらに正社員にすれば年50万円を最長で2年間支給。

除銭作業員、メールで心情告白。手抜き 自覚さえ希薄でした。
 

二面 
一面に続いて強い経済復活なるか、緊急対策公共事業頼み


四面 
竹島巡るICJ単独提訴 日本当面見送り

十九面 
インタビュー 中国サッカーと共に  自己管理と忠誠心 先入観なく伝え代わり始めた選手・・・杭州緑城監督 岡田武史さん
 

2013年1月8日火曜日

今日の新聞から

一面に警官採用ポリグラフ検討、盗撮やわいせつなどの犯罪を起こしそうな人が警察官になり、不祥事を起こす可能性を減らすため。アベノミクスでデフレ脱却特集、しかし借金膨張で副作用の恐れありとの指摘。古い自民党政治が復活か。原発周辺の手抜き除染。


二面に東京五輪招致いばら道と本命はイスタンブール、IOCは新市場開拓に重き。東京は地震原発の不安と低い支持率。

三面、中国記者100人怒りの声明。読者がデモ、他紙記者も支援。「南方週末」改ざんに抗議。党、封じ込めの構え。

17面にオピニョン。ダニエル・バレンボイムさんのインタビュー。「音楽に出来ること」と題して、ひとつの音のため他者の言葉を聞く調和を築く力に。敵でなく人として好奇心と知恵集め次世代へ伝える。

36面に東松照明さん82で死去、VIVOの一人。VIVOで会ってないのは東松さんだけ。
 伊東俊治の話・・写真には記録と表現の両面があるが、東松さんは両方の可能性を最大限に押し広げた。

37面に万引き、という病。 やめられない私、10年繰り返す、入院して治療。

2013年1月4日金曜日

雪の新潟

年末年始の数日間は最近の新潟にしては割と寒い日が続いている。今日も昼が過ぎても氷点下の気温が続き、今外では雪が舞っている。

長年雪の新潟を撮影していると、新潟の自宅にいても窓の外の様子を見るだけで、この広い新潟の各地のお天気がどんな様子かはだいたい想像がつくようになった。地形と風と気温と何が降っているかによって想像するわけだ。

観天望気という言葉があり、これは先の天気を予想することだが 、私は自分が現在いる場所の天気を見てほかの地域の場所の天気を予想する。今現在の天気はその後の特定の場所の様子にも影響を及ぼす。したがって、今の天気と、今後の天気を予想することによって、その場所の空気の状態や土地の湿り具合や、霧が出るか出ないか、川の水量や濁り具合、山に雲がかかっているかどうかなどがある程度予想できる。

考えてみれば、こういう想像力は私だけではなく、たとえば、漁師や百姓や釣り師などなど、自然を相手にしている人達もそれぞれに独自の予想法をもっているだろう。

特に冬の新潟の天気は北西の季節風の強さで判断できる場合が多く、割と判断がつきやすい。