2012年12月24日月曜日

新潟の風景ポストカード 「雪の夜」

雪の夜
私の子供時代で一番の原風景はなんといっても、雪にまつわる風景とその思い出です。

旧堀之内町(現在魚沼市)の子供の頃は今よりもずっと雪が多かったような気がしました。まだまだ今のような近代的な除雪融雪技術が確立していなかったために、冬になると、なにもかもが雪で埋まってしまっていたという記憶があるからかもしれません。家も道も樹木もほとんどが雪の下。人は雪の中に暮らし、外出する時は、埋まった屋並みを水平に見ながら、狭い雪道を行き交い、目的とする場所に降りていった・・というような表現がぴったりの毎日の生活でした。最初の降雪があってから、家の周りの雪が消えるまで、まるまる半年かかるのが普通でしたから、私が子供だった昭和30年代の雪国の生活は子供心には大切な原風景になるのではないかと思います。
私の一年は冬に始まり冬に終わります。正確に言うと晩秋に始まり春3月から4月にかけてが一年の終わりです。そんな感じが雪国に育った私の季節感です。

この雪のポストカードはそんな雪国に対する思いを表現したものです。

2012年12月21日金曜日

新潟のポストカード

ハートのある海
新潟の海岸線はいろんな表情をしていて本当に美しい場所が多いと思う。高度成長の頃から砂防やダムなど河川改修のせいで土砂が海に出なくなり、供給路を立たれた砂浜は後退していった。それを防ごうと、特に砂浜を中心に波消しブロックを投入し、景観を壊していった。そんないたちごっこを人間は繰り返してきた。

佐渡や粟島を含めると新潟の海岸線は500キロ以上あるのではないか?そして様々な表情の海岸線を有している新潟でも意外に、きれいな砂浜を見つけるのは難しい。

2012年12月18日火曜日

新潟の風景ポストカード

南北に長い新潟の中で、最も南に位置する親不知海岸は美しい断崖とヒスイを有する地層のある石灰岩地質のお陰で、時にエメラルド色、時にトルコ石のような色調を呈することがあり、厳しさの中に蠱惑的な魅力を秘めた美しい海岸だ。その冬の厳しさを撮影したいと何度か通ってようやく、この海岸が一番美しく見える厳冬期の写真を
撮影した。新潟の新潟らしい景観の一つだ。近くにはフォッサマグナが通り、この沖合には日本の重心がある。ここから始まる北アルプスの山岳の連なりは日本の"屋台骨"でもある。

日本の風景ポストカードはお天気がよく、穏やかな表情のものが多いが、新潟の冬のポストカードは厳しい表情の方がいい。そんな姿を伝えたくて、このポストカードを作った。

2012年12月16日日曜日

衆議院議員選挙

今日の新潟は冬型がゆるんで、風が少なく、気温も少し高め。どんよりとした雲に覆われてはいるが、穏やかな日だ。朝からのんびりと過ごし、10時頃、信濃川沿いの堤防を歩いて、鳥屋野小学校まで投票に行ってきた。以前の旧校舎の時は体育館が投票所だったが、新校舎では少し広めの教室が投票所になっていた。記入台ではいつもよりも少し時間をかけて、考えてから記入。比例区と小選挙区の政党を考えてきたものとは逆に記入した。この一票が、日本の方向を変える可能性を祈りながら投票をしてきた。

新潟の風景ポストカード

20年ほど前に年賀状を作るついでに、30種類ほどの風景ポストカードを作り、試しに書店で販売をお願いしてみた。店長の判断ですぐに置いてもらえることになり、さっそく、レジの近くで販売していただいたところ、今までほかに絵葉書らしい絵葉書がなかったので、猛烈に売れた。私の仕事はコマーシャルなどが中心で、一般の方向けの仕事をしていなかったので、その反響に驚いた記憶がある。そして沢山の方から、いろんな感想をいただいた。その全てが好意的なご意見だった。そんな励ましに勇気づけられて、今まで続けることが出来たような気がする。

今年もまた29枚の新たな絵葉書を作成したが、まだまだ少ないのではないかと思う。新潟は観光地としての集客は少ないほうなので、観光絵葉書としてはあまり売れないのではないかと思う。しかし自然景観には恵まれているほうなので、写真を撮影するには事欠かない地域だ。地域を再発見し、見直すきっかけとして、更にこのポストカードを活用していただければと思っている。そしてもっともっと"私の新潟"を表現し尽くしてみたいと思う。



2012年12月15日土曜日

新潟のカレンダー

 私の発行している2種のカレンダーを置いていただいているあるお店に行ったら、そろそろクリスマスのオーナメント関連の売り場も縮小ぎみになっていました。カレンダー売り場も少し閑散としているような気がして店員の方に聞いたら、そろそろ売れ行きも鈍ってきているとのことでした。

 欠品ということでご注文をいただきカレンダーを持参。「にいがた萬代橋」はまだ在庫がありますが、「新潟原風景」がそろそろ底をついてきました。書店等のカレンダーも残り少なくなっているところもありますので、皆様お早めにお買い求め下さい。

以下、販売店一覧です。
 (コメリ書房以外は新潟市内です)

紀伊國屋書店新潟店、文信堂書店CoCoLo万代店、アークオアシスデザイン新潟店、横場精良堂、戸田書店新潟南店、英進堂、佐藤エハガキ店、知遊堂、く まざわ書店デッキイ店、くまざわ書店アピタ新潟西店、くまざわ書店アピタ新潟亀田店、時の旅人館(にいがたふるさと村隣)、りゅーとぴあ、みなとぴあ、コ メリ書房、萬松堂書店、齋藤家夏の別邸、旧小澤家住宅、なじーら(西堀六番館ビル1F)、がっとこむ亀田

2012年11月30日金曜日

新潟の風景カレンダー 販売店

2013年版 新潟のカレンダー「新潟原風景」「にいがた萬代橋」販売店

2013年版カレンダー2種の販売店です。以下のいずれでも購入できます。

紀伊國屋書店新潟店、文信堂書店CoCoLo万代店、アークオアシスデザイン新潟店、横場精良堂、戸田書店新潟南店、英進堂、佐藤エハガキ店、知遊堂、くまざわ書店デッキイ店、くまざわ書店アピタ新潟西店、くまざわ書店アピタ新潟亀田店、時の旅人館(にいがたふるさと村隣)、りゅーとぴあ、みなとぴあ、コメリ書房、萬松堂書店、齋藤家夏の別邸、旧小澤家住宅、なじーら(西堀六番館ビル1F)、がっとこむ亀田

以上、よろしくお願いいたします。




2012年11月19日月曜日

新潟の風景ポストカード

夜明けの湖
新潟のオリジナル風景ポストカードを発行し始めてから、20年になります。その当時他にポストカードの販売がなかったので、お店で販売をお願いしたところ、びっくりするほどの反響がありました。その後断続的に新たなカードを印刷。現在にいたるまで、約200種のカードを発行。今公式に発行しているポストカードは129種類です。皆様に愛されて、多くの方々に使用していただき感謝しております。

これからもこだわった写真で新たなカードを発行し続けたいと思っています。

2012年11月7日水曜日

2013年版 新潟のカレンダー「にいがた萬代橋」を販売開始しました。

今年も2013年版カレンダー「にいがた萬代橋」を発行しました。




仕様:壁掛けカレンダー中綴じ製本 A3サイズ・写真14枚(1ヶ月毎)

この萬代橋カレンダーは新潟市内の書店を中心に販売してもらっております。販売店をお知らせしておきます。

アークオアシスデザイン新潟店 紀伊国屋新潟店 北書店 ジュンク堂書店新潟店 戸田書店新潟南店 英進堂書店 文信堂書店CoCoLo万代店 くまざわ書店にいがたアピタ新潟西店 くまざわ書店DEKKY店 くまざわ書店アピタ新潟亀田店 横場精良堂 佐藤エハガキ店 知遊堂 時の旅人館  りゅーとぴあ みなとぴあ ホテルオークラ新潟 NPO法人がっとこむかめだ  ほか 



中村  脩 (公益社団法人 日本広告写真家協会会員)
新潟県出身。約30年にわたり新潟県内の風景を撮影、様々な媒体に発表。2008年より篠笛奏者の狩野泰一氏らと映像と音楽のコラボレーションを新潟・ 東京・佐渡等各地で開催、好評を得る。「にいがた水と土の芸術祭2009」「瀬戸内国際芸術祭2010」「大地の芸術祭2012」各公式記録担当。新潟市景観審議委員。新潟広告賞審査員


J1残留を!アルビレックス新潟


 

2013年版 新潟のカレンダー「新潟原風景」販売開始しました。

新潟の風景をテーマとした2013年版オリジナルカレンダー販売のお知らせです。

2012年11月2日金曜日

2013年版新潟風景カレンダー2種発売

2013年版のカレンダーを発売しました。

「新潟原風景」と「にいがた萬代橋」の2種を私のホームページからお求めになれます。

制作する過程で、冬の写真が寒そうだという意見もありましたが、新潟のありのままの姿を紹介することが大切だと考えて、敢えて降雪シーンなどを入れました。

でも、もちろん明るい風景も沢山入れてあります。唯一の新潟の風景写真カレンダーで是非来年一年をお過ごし下さい。


2012年9月27日木曜日

大地の芸術祭2012

今年の大地の芸術祭も9月17日に終了した、短いようで長かった。終わってみると長いようで短かった。なかなか思うように撮影が捗らなかったが、楽しく取り組むことが出来ました。NPOの方々や担当者の方々に直接ご挨拶が出来なかったが、皆様ありがとうございました。お疲れ様でした。

萬代橋QUOカード発行

私の萬代橋の写真を使用したクオカードが発行されました。これは熊本のクマモンや東京のスカイツリーなどのご当地カードシリーズのひとつで、新潟県では初めてのカードです。

 QUOカード:
http://www.quocard.com/st/niigata/index.html

2012年5月30日水曜日

新潟市 南区|第6回南区美術展覧会

本日は南区美術展の写真審査会に行ってきました。写真作品の出品数は22点で多くはありませんでしたが、入賞の方はの作品はそれぞれ個性があり、なかなか見応えのある作品でした。他の分野の作品も見たかったのですが、審査ー寸評執筆ー講評。その後は懇親会になだれ込んだため、慌ただしく余裕のない一日になりました。展覧会は凧合戦に併せて6月6日からの開催です。

新潟市南区美術展

2012年5月29日火曜日

旧小澤家住宅写真撮影講習会

5月27日(日) 新緑がきれいな旧小澤家にて受講者8人を迎えて、講習会を行った。年配者を中心にして、初級レベルの参加者が多く、デジタル時代のなかで、写真をうまく撮りたいという人が増えているような気がする。写真業界が進めてきた、なんでも撮れるオート万能のカメラの世界でもこれから始めるという人にとって、メカを使って作画するという作業はまだまだ敷居が高い。きっと今までとは別の脳みその機能を使うせいだろう。教えるという行為は、そんな人達にばっちり決まった写真を撮れた時の喜びを感じさせてあげるためのコーチングなのだと思う。同時に、カメラを使って新たな視点を獲得する利点を確認させる事でもある。

2012年5月9日水曜日

小林新一さんを偲ぶ会

5月7日 新潟駅南チサンホテルで偲ぶ会。小林新一さんは私がカメラマンになりたての頃、たしか「なるにわブック」で様々なカメラマンの方の紹介が出ていたうちの一人。新潟にもこんな方がいるんだなと少し勇気をいただいた記憶が。参加者は市長や前市長で全国良寛会会長の長谷川義昭さんら良寛会の面々、伊藤文吉さんら文化人や新潟の写真界の長老格の方々を中心に40数名。新潟県の写真界の功労者である小林さんは1月3日にお亡くなりになっていたが、親しくつきあっていた写真界の人でも3月まで知らなかったらしく、今回の偲ぶ会は、いわば写真界と良寛会の合同の会葬とでもいえる機会だろう。

2012年3月28日水曜日

第53回新潟広告賞表彰式

本日3月28日、審査員として表彰式に出席。昨年は311震災があったため、表彰式は中止でした。
今年のグランプリはマキノに決まりました。
http://www.brooch.co.jp/

2012年3月23日金曜日

吹雪いた後

冬の新潟は晴れることが少ない。今年はさわやかに晴れた日は何日あったろうか?新潟の
冬の晴れ間は 天からの贈り物だ。しかし豪雪地帯では雪との格闘の年だった。

第18回新潟市景観審議会開催

本日は市役所で景観審議会出席。今回は特別に新潟市景観アドバイザーの方々が参加。今回は前回の意見や提案を踏まえて、今後具体的にどう取り組むのかとい う回答があった。景観アドバイザーに参加していただいたのもその回答の一つ。担当部署の住環境政策課は、かなり前向きに取り組みはじめた。自由な私権を制 限する可能性のある景観形成の作業において、行政や審議会で出来ることは限られている。しかし手をこまねいていたら元も子もない。これからのまち作りの話 しだから可能性は無限大で、夢に制限はいらない。審議会やアドバイザーや行政の中だけでなく、より多くの市民の方々を巻き込み、景観が良いまち作りのため にいかに大事かということを、啓発してゆく必要があると思う。こういう議論で、なかなか話が進まない大きな原因は町が100年の大計を見いだせていないか らだろう。ずっと前からそうだった。これからもそうかどうか?そろそろ気がついてもいい頃だ。いい町に住みたい。

2012年3月22日木曜日

にいがた酒の陣

今年は福島からの避難者の方々も沢山訪れたのではないかとおもう。一昨年の来場者が8万人で今年は10万人だ。こんな明るい会場だ。このイベントは観光の久々の大ヒット。県外でも開催したらいいのかもしれないが、よそから来てもらうことにこだわるのもいいのかもしれない。

吹雪の後2

吹雪の後

 
春が来て真上に腕を伸ばして、背伸びをしている木に横殴りの湿った雪が付き、まるで彫刻のようになった。枯れ木に見えるが、こんな老木からも若緑色のかわいい芽が出てくるのだろう。

2012年3月21日水曜日

雪まくり2・・・彼岸からの贈り物?

雪まくり

今日はとても珍しい現象に出会った。きれいなバウムクーヘン状態ではなかったが、初めて雪まくりを見た。触ると、ふわふわのスポンジケーキのようだった。雪がかるく降り積もった後、地をなめるような強風が吹いたのだろう。障害物がない田園だけに見ることが出来たので、少しでも条件が違うと現れないきわめて珍しい現象なのだろう。

2012年3月19日月曜日

解体中の住宅にて
昭和初期の新聞が出てきた。壁の中にあった時間の積み重ねが簡単にこわされ、新しい時間の積み重ねがスタートする瞬間だ。

2012年3月17日土曜日

朱鷺メッセで「にいがた酒の陣」

尾畑酒造ブース前で記念写真
新潟観光親善大使ら、尾畑留美子さん・JR新潟支社長をまとめてパチリ! 昨年は震災で中止。その反動か今年は来場客が多いような気もする。会場はとにかく熱気が。飲み助たちの熱気はすごい。市内のホテルも満杯だとか。市外県外からもお客さんがやってくる新潟のお酒の魅力はまだまだ捨てたものではない。しかし、きれいどころの写真を撮影していると、まわりにお猪口をもった人だかり。好奇の目が沢山。飲み助飲み女達のストレートな好奇心は気持ちがいい。私の後ろから写真を撮る人も多い。ブログに載せるのかな。まあこれでPRになるんであればいいんじゃないか。これはいい祭りがない新潟市の新たなハレの日だ。外国人も文句なく楽しんでる。「ええじゃないか、酒・酒・酒」このギスギスした時代に酒がなければやってられないよ!と。

今年の雪は


 今年の雪は湿り気がある上に大量に降った。途中雨も降ったせいで根雪となりやすい降雪の年だった。魚沼地方では、彼岸も過ぎたのにまだまだ2メートル以上残り、4月半ばまでは残るだろう。海岸沿いの地域はもともと多くは降らないし、海水温のため、溶けやすく、根雪にならない。風景としてみると、寂しい海辺の風景が白い雪のおかげでシンプルなモノトーンの光景になった。

雪の古町

 
雪の積もった路地

朝日新聞ーBe on Sundayから

非電化工房代表の藤村靖之さんの言葉から・・・「電化製品=幸せ」に、別な選択肢を与えたいんです。人の心の奥底にある幸せに具体的な形を与えるのが発明家の仕事で、「奥底」というのが重要ですね。例えば、普通の人は今「現実にあるもの」のリストから「幸せ」の形を選ぶから、エアコンになるのかもしれない。

銀行休眠口座

NHKの週間深読みで休眠口座の話。日本には12億口座がる、銀行が沢山口座を作る営業をしたため増えに増えたと。我が家にもおそらく15以上の口座がありそうだ。整理したいが、解約しにくい仕組みに問題があるという。郵便貯金は満期から20年と二ヶ月で受け取る権利が無くなり、国の一般会計に組み込まれるという。

古町ー柾谷小路クロス

  

町が美しくなる瞬間は、自然が人も風景も肩を丸くしてしまう瞬間だと思う。町が美しくないのは、自然を感じられないこと。自然を意識しなくてもいいのだと思わせることか、と思う。

写真の楽しさ

新潟古町
写真の基本的な楽しさを思い出す作業をしてゆきたいと思います。

栄長敬子ピアノリサイタル

3月20日に栄長敬子さんのリサイタルがダイシホールで開かれます。今回はベートーヴェンがテーマです。チラシの企画撮影デザインをさせていただきました。

2012年3月15日木曜日

季節外れの雪の関川村へ

何人かの知人に会うために久しぶりの関川村へ。新潟で残った貴重な村の一つだ。村長の平田大六さんは山岳家であり、個性的なお人柄の村長さんだ。突然の訪問にもかかわらず、村長室で一時間以上にわたり、様々なお話をさせていただいた。懐かしかったのは私が中学時代に最初に使ったカメラキャノンFXに数十年ぶりで出会った。これは平田さんの知人の奥様がご主人の形見の写真機一式を大六さんに託した中に入っていたもの。さすがに当時から名機だっただけあり。シャッターは正常に切れ、カビで曇ったファインダーを覗いていたら、中学校時代に撮影した思い出が蘇ってきた。もう一台のリコーフレックスは二眼レフだ。このファインダーは単なるすりガラスだけなのか、周辺部は見にくいが、それがかえって被写体を見るのに、どこか素敵な効果があるような気がした。説明は難しい。しかし左右が反対に見えるということもあわせて考えると、今のカメラと比べると、目の前にある現象を即時的にとらえるカメラ、という機能一点張りのメカとは違う何かがあるなという気がした。

2012年2月8日水曜日

佐渡で地震

家で遅い食事をとっているときに突然地震。ちょうど見ていたNHKテレビでは佐渡が震源と。佐渡での地震は珍しい。1964年の新潟地震は粟島沖だった。佐渡が震源という地震は小さいものも含めて私の記憶では始めてだ。新潟市中央区の自宅では突然ガタンという下から突き上げる揺れの後ゆっくりと2〜3分くらい揺れた。自宅での横揺れは大きくはないが震源地に近い両津での横揺れは大きかったようだ。
地震直後のNHKでの速報では佐渡の両津港のターミナル上から撮影している中継映像。そこでまた雪が降っている様子に二度驚いた。積雪も30センチから40センチくらいはありそうだ。佐渡でこれほどの雪が降ることも珍しいのではないだろうか。速報では21時01分に佐渡で震度5強、マグニチュード5.7と推定されるとの発表。被害らしい被害はあまりない模様。グーグルアースで見たら震源は沢崎沖9キロほど。鼓童のメンバーは最も近いところに住んでいるためさぞ驚いたことだろう。被害がなければいいが・・・

中国の覇権主義

中国の脅威が高まっている、と思えることがここのところあまりにも多い。

中国は最近の経済的拡張・膨張によって様々な面で自信を深めて、今まで抑圧されていたエネルギーを外部に放出するようになってきた。特に軍事的なプレゼンスによって、他を圧倒しようとする覇権的威圧によってそれを成そうとする傾向が著しくアジアの軍事バランスを変え始めている。経済の発展によって、他の国に影響力を行使し、軍事費を膨張させ、発言力を強めている。はたして中国は何が目的なのか。日本はアメリカとの安保の庇護の元、経済力で世界に影響力を強めた。ところが中国は経済と軍事の両面で影響力を強めようとしている。

2012年2月6日月曜日

facebook利用者15パーセント

フェイスブック利用者全世界で8億4500万人 日本・韓国・ロシアは15パーセント。 匿名になじんだ日本でどれだけ増やせるかと2月6日NHKニュース。日本で重点的に普及を目指すという。実名が日本人になじみにくいのはなぜか。使ってみなければわからないが・・・

第53回新潟広告賞審査会

新潟広告賞の審査会が本日2月4日(土)開催されました。場所はテレビ局TENY本社、朝9時半より夕方4時ころまで、昼食をはさんで、集中して行いました。審査員は昨年に引き続いて原龍一郎氏ほか4名。本年度の応募数は昨年よりさらに応募数が減少しました。しかし昨年の減少傾向からすると下げ止まり傾向でしょうか。部門別で言うと新聞が約半減、テレビは微増、ラジオ・ポスターはほぼ同じ、雑誌・ウェブは半減ですが、もともと応募数が少ないので、理由付けは困難です。しかし全体的にはいまだ広告不況の状況だと言えるでしょう。

今年の作品の印象は電力のピークカットなど東日本の震災を意識したものや、絆ややさしさなどを感じさせるものが多かったような気がします。今後「今なぜその広告なのか?」 という時代の必然を感じさせるものが今回の震災をきっかけに増えていくことに期待します。


審査員(審査委員長):原龍一郎(相模女子大学教授、日本広告学会クリエィティブ委員)
審査員:栗山和宏(新潟広告協会) 
審査員:山本敦(クリエィティブディレクター)
審査員:本望典子(コピーライター)
審査員:中村脩(日本広告写真家協会会員)


2012年1月29日日曜日

小豆島で瀬戸内国際芸術祭の写真展開催中

小豆島で 「瀬戸内国際芸術祭の写真展」を開催中

 瀬戸内国際芸術祭2010で撮影させていただいた写真の中で、あまり使用していなかったものを中心にパネルを作成。小豆島のサン・オリーブで展示しております。6年前から使っているエプソン製大判プリンターで作成しました。まだまだ活躍してくれています。

小豆島オリーブ公園(サン・オリーブ)