2012年3月28日水曜日

第53回新潟広告賞表彰式

本日3月28日、審査員として表彰式に出席。昨年は311震災があったため、表彰式は中止でした。
今年のグランプリはマキノに決まりました。
http://www.brooch.co.jp/

2012年3月23日金曜日

吹雪いた後

冬の新潟は晴れることが少ない。今年はさわやかに晴れた日は何日あったろうか?新潟の
冬の晴れ間は 天からの贈り物だ。しかし豪雪地帯では雪との格闘の年だった。

第18回新潟市景観審議会開催

本日は市役所で景観審議会出席。今回は特別に新潟市景観アドバイザーの方々が参加。今回は前回の意見や提案を踏まえて、今後具体的にどう取り組むのかとい う回答があった。景観アドバイザーに参加していただいたのもその回答の一つ。担当部署の住環境政策課は、かなり前向きに取り組みはじめた。自由な私権を制 限する可能性のある景観形成の作業において、行政や審議会で出来ることは限られている。しかし手をこまねいていたら元も子もない。これからのまち作りの話 しだから可能性は無限大で、夢に制限はいらない。審議会やアドバイザーや行政の中だけでなく、より多くの市民の方々を巻き込み、景観が良いまち作りのため にいかに大事かということを、啓発してゆく必要があると思う。こういう議論で、なかなか話が進まない大きな原因は町が100年の大計を見いだせていないか らだろう。ずっと前からそうだった。これからもそうかどうか?そろそろ気がついてもいい頃だ。いい町に住みたい。

2012年3月22日木曜日

にいがた酒の陣

今年は福島からの避難者の方々も沢山訪れたのではないかとおもう。一昨年の来場者が8万人で今年は10万人だ。こんな明るい会場だ。このイベントは観光の久々の大ヒット。県外でも開催したらいいのかもしれないが、よそから来てもらうことにこだわるのもいいのかもしれない。

吹雪の後2

吹雪の後

 
春が来て真上に腕を伸ばして、背伸びをしている木に横殴りの湿った雪が付き、まるで彫刻のようになった。枯れ木に見えるが、こんな老木からも若緑色のかわいい芽が出てくるのだろう。

2012年3月21日水曜日

雪まくり2・・・彼岸からの贈り物?

雪まくり

今日はとても珍しい現象に出会った。きれいなバウムクーヘン状態ではなかったが、初めて雪まくりを見た。触ると、ふわふわのスポンジケーキのようだった。雪がかるく降り積もった後、地をなめるような強風が吹いたのだろう。障害物がない田園だけに見ることが出来たので、少しでも条件が違うと現れないきわめて珍しい現象なのだろう。

2012年3月19日月曜日

解体中の住宅にて
昭和初期の新聞が出てきた。壁の中にあった時間の積み重ねが簡単にこわされ、新しい時間の積み重ねがスタートする瞬間だ。

2012年3月17日土曜日

朱鷺メッセで「にいがた酒の陣」

尾畑酒造ブース前で記念写真
新潟観光親善大使ら、尾畑留美子さん・JR新潟支社長をまとめてパチリ! 昨年は震災で中止。その反動か今年は来場客が多いような気もする。会場はとにかく熱気が。飲み助たちの熱気はすごい。市内のホテルも満杯だとか。市外県外からもお客さんがやってくる新潟のお酒の魅力はまだまだ捨てたものではない。しかし、きれいどころの写真を撮影していると、まわりにお猪口をもった人だかり。好奇の目が沢山。飲み助飲み女達のストレートな好奇心は気持ちがいい。私の後ろから写真を撮る人も多い。ブログに載せるのかな。まあこれでPRになるんであればいいんじゃないか。これはいい祭りがない新潟市の新たなハレの日だ。外国人も文句なく楽しんでる。「ええじゃないか、酒・酒・酒」このギスギスした時代に酒がなければやってられないよ!と。

今年の雪は


 今年の雪は湿り気がある上に大量に降った。途中雨も降ったせいで根雪となりやすい降雪の年だった。魚沼地方では、彼岸も過ぎたのにまだまだ2メートル以上残り、4月半ばまでは残るだろう。海岸沿いの地域はもともと多くは降らないし、海水温のため、溶けやすく、根雪にならない。風景としてみると、寂しい海辺の風景が白い雪のおかげでシンプルなモノトーンの光景になった。

雪の古町

 
雪の積もった路地

朝日新聞ーBe on Sundayから

非電化工房代表の藤村靖之さんの言葉から・・・「電化製品=幸せ」に、別な選択肢を与えたいんです。人の心の奥底にある幸せに具体的な形を与えるのが発明家の仕事で、「奥底」というのが重要ですね。例えば、普通の人は今「現実にあるもの」のリストから「幸せ」の形を選ぶから、エアコンになるのかもしれない。

銀行休眠口座

NHKの週間深読みで休眠口座の話。日本には12億口座がる、銀行が沢山口座を作る営業をしたため増えに増えたと。我が家にもおそらく15以上の口座がありそうだ。整理したいが、解約しにくい仕組みに問題があるという。郵便貯金は満期から20年と二ヶ月で受け取る権利が無くなり、国の一般会計に組み込まれるという。

古町ー柾谷小路クロス

  

町が美しくなる瞬間は、自然が人も風景も肩を丸くしてしまう瞬間だと思う。町が美しくないのは、自然を感じられないこと。自然を意識しなくてもいいのだと思わせることか、と思う。

写真の楽しさ

新潟古町
写真の基本的な楽しさを思い出す作業をしてゆきたいと思います。

栄長敬子ピアノリサイタル

3月20日に栄長敬子さんのリサイタルがダイシホールで開かれます。今回はベートーヴェンがテーマです。チラシの企画撮影デザインをさせていただきました。

2012年3月15日木曜日

季節外れの雪の関川村へ

何人かの知人に会うために久しぶりの関川村へ。新潟で残った貴重な村の一つだ。村長の平田大六さんは山岳家であり、個性的なお人柄の村長さんだ。突然の訪問にもかかわらず、村長室で一時間以上にわたり、様々なお話をさせていただいた。懐かしかったのは私が中学時代に最初に使ったカメラキャノンFXに数十年ぶりで出会った。これは平田さんの知人の奥様がご主人の形見の写真機一式を大六さんに託した中に入っていたもの。さすがに当時から名機だっただけあり。シャッターは正常に切れ、カビで曇ったファインダーを覗いていたら、中学校時代に撮影した思い出が蘇ってきた。もう一台のリコーフレックスは二眼レフだ。このファインダーは単なるすりガラスだけなのか、周辺部は見にくいが、それがかえって被写体を見るのに、どこか素敵な効果があるような気がした。説明は難しい。しかし左右が反対に見えるということもあわせて考えると、今のカメラと比べると、目の前にある現象を即時的にとらえるカメラ、という機能一点張りのメカとは違う何かがあるなという気がした。