新潟市都市政策部市街地整備課まちづくり支援室主催の「まち作り講座」5回シリーズのうちの一つを聴きに行ってきた。
NPO文化現場を主催する小川氏は、東京に住んでいた坂口安吾が戦後まもなく出身地新潟の新聞社の文化誌に掲載した「地方文化の確立について」という記事に出会い、東京の亜流ではなく、独自のものを目指せ、文化が大事だ。と説いている安吾に大きな影響を受け、「よみがえれ安吾」を出版。その後、倉庫美術館、天寿園などを経て独立。
倉庫美術館に籍を置いていたときに、アパルトヘイト否!という美術展を日本で巡回していた北川フラム氏と出会っている。そして天寿園では実川館長のもと、当時家庭の雑排水などでかなり汚れていた鳥屋野潟の環境などをテーマにした地域作りなどに関わり、文化と環境などを絡めた活動に興味を抱く。
小川氏が考える「地域の文化度」とは?文化を育む土壌があること。それは文化的な場を作る人がいることや、場をつなぐ人がいることと説く。大地の芸術祭にはとても関心を持っていたので2000年の第一回から行っている。
そのうち「水と土の芸術祭2009」が開催される。唐突と言ってもいいような感があった。新潟市が政令市となり8区の一体感をはかるために開催された面もある。しかし「水と土・・・」というテーマは限りない可能性を持っている。海を越えて広がる可能性や新潟のアイデンティティにかかわる大きなテーマになる可能性がある。対して、同じ新潟市が昨年から主催しているラフォルジュルネはフランスのナント発。ラフォルジュルネは一方向だからある意味楽かもしれない!しかし「水と土・・・」は新潟発だから自分たちで組み立ててゆく必要がある。だから面白い。市民の活動意欲を喚起する企画になるだろう。時間をかけても対話し、核となるものを(理念)を見つけ、市民同士共有。それを元に2012年の芸術祭をスタート。
この芸術祭の企画は市民が主体的に関われるいい機会なので自主的に関わり、企画も作れる面白さ。「水と土・・・」の縁でどんどん外部や世界と広がる可能性。2009年の第一回は市民にどれだけ知られていたか疑問だが、一回やって終わりというのではなく、継続すべき。行政と市民の協働のいい機会でもある。
だいたいこんな内容だったように思う。
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