2011年3月17日木曜日

3月14日南三陸町に入る

3月14日、被災地に入った。三陸地方は山あいの道を通って海岸の町に行く。地震の時には陸の孤島になりやすいのかもしれない。新潟を昼近くに出たために、既に日が暮れ始めて、暗闇になる直前に南三陸町に入ったが、暗い中でもその被害の様子を見ることができた。三陸鉄道の高架から線路が垂れ下がり、道路から10メートルくらいある鉄路の上に車が乗り上げていた。あちこちLED懐中電灯の光が揺れていた。脇を通過した光を持った被災者と思われる人に黙礼された。

町に入るためのその道路は、三陸鉄道の高架のあたりからは寸断されていて、それ以上は行けなかった。そこから先に歩いてゆくこともできず諦めて、その日は平野部に戻った。平野部もどこまで行っても真っ暗闇で、時々車のライトが光るのみであった。信号も街灯も町もなにもかも暗く、目印が少ない知らない町で、ナビのついた車で走っていても、さ迷っている感覚だ。ガソリンスタンドもコンビニもスーパーもなにもかも電気が消えて、食料もガソリンも心配になってきた。その日は築館の町で車中泊。

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